新型コロナウイルス感染症に罹った場合、生命保険は対象になるの？

2020.03.09

　witten by 伊奈　修

こんにちは。神奈川県横浜市、山梨県昭和町で保険の代理店をしている「保険診療所」です。

毎日新型コロナウイルスの感染の報道が続き、この先一体どうなるんだろうと不安な気持ちになりますね。

厚生労働省の発表によれば、新型コロナウイルスに感染した場合、感染者の約80%は軽症ですみますが、残りの薬20%は重症・重篤化するといわれています。

もし、感染して入院などになったら…

そういう時にお役に立つのが保険ですが、加入している生命保険で対象になるか気にされている方がいらっしゃるかもしれません。

今回は生命保険での新型コロナウイルス感染症の扱いはどうなるかについて記載します。

生命保険でもいろいろな種類がありますが、対象になるのは主に下記3つの種類となります。

・死亡の保険

・医療保険

・就業不能保険

【死亡保険】

新型コロナウイルス感染症によって死亡した場合、疾病による死亡となるため、死亡保険金の支払対象となります。

災害○○等の保険金、特約等は現時点では支払対象外の場合が多いようです。

【医療保険】

新型コロナウイルス感染症に罹患したかの有無ではなく、病気で入院、手術があったかが条件となりますので、結果的に疾病での入院、手術となれば給付金の対象となります。

【就業不能保険】

こちらも新型コロナウイルス感染症に罹患したかの有無ではなく、入院や在宅療養でなどの所定の就業不能状態を満たせば、支払対象となります。

まとめると、生命保険の場合は、上記の3種類であれば新型コロナウイルス感染症は支払対象となるということになります。

次回は、損害保険の場合にどうなるかを掲載します。

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