2017.10.31
答. 1.28.8%
地震が原因で発生した災害(火災や津波など)による被害は、地震保険に加入していないと支払われないため、火災保険に付帯する形で契約します。単独での加入はできません。
●補償内容
•保険金額(契約金額)は火災保険の30~50%の間で任意に設定。
ただし建物5000万円、家財1000万円が限度
(火災保険が2000万円なら地震保険は600万円~1000万円で設定)
●保険料
•地域(1~3等地の3ランク)と建物構造(イ構造・ロ構造の2ランク)で掛け金が異なる
•建築年割引、耐震診断割引、耐震等級割引、免震建築物割引などの割引制度がある
●保険金の支払い
•地震保険金の支払いは「全損(100%)・半損(50%)・一部損(5%)」の3基準のみ
仮に一部損となった場合、(地震保険1000万円(時価)なら50万円が限度)
●全国の加入率は28.8%ですが、付帯率は59.3%
付帯率を見ると、火災保険に加入する意識がある人は地震保険の必要性も強く感じていることが分かります。
いずれにしても全国的に地震保険の加入率・付帯率ともに上昇傾向にあります。
何もかも失ったときに出てくる保険金は、同じ家は買い直せなくても、自分にとってどのくらい大きなものかを考えてみましょう。今一度、大きな地震がまた起こる前に、自分には本当に地震保険が必要なのか、自分の現在の環境、考え方、家計状況に照らし合わせて家族や専門家に相談しながらぜひ考えてみてください。