2017.10.31
答. 支払われる。
自動車保険にはおおむね、自分のケガを補償する保険がセットされています。
その主なものは、人身傷害補償保険と搭乗者傷害保険です。
この2つはいずれも、契約している自動車に乗っている人が、自動車事故などで死傷した場合に、保険金が支払われるものです。
運転者だけでなく、同乗している人も補償の対象となっています。
また両者はともに、ドアの開閉といったクルマの各種装置の使用や操作に伴って起きた事故も保険金の支払い対象になっています。
保険金が支払われるのは“自動車の正規の座席(※正規の座席とはクルマ内の座席シートのこと)に搭乗中の人”が偶然起きた事故によってケガを負った場合とされています。ただしここには、クルマに乗るための、一連の動作中に起きた事故も含まれます。
よってクルマに乗ろうとした時に起きた事故である今回の場合は、保険金が支払われることになるでしょう。