・老後の生活費どれ位必要なの?
・老後の生活費どう準備すればいいの?
・10年、20年先の目標、目的のためにお金を貯めたいけどどうしたら?
お金を貯めるとしたら皆さんはどこでなにをと問われればどうイメージされますか?
一般的には銀行の普通預金・定期預金を利用する、会社の財形などの貯蓄制度を利用するなどを想定されるかと思います。
実は保険でも貯蓄額を増やすことができるんです。
保険は万が一の時に助けになるものですが、実は貯金の機能もあります。中長期視点で見ると、銀行などの預貯金より利率が良い場合もあります。
貯蓄を短期、中期、長期と分けてみると、一般的には短期資金は貯金・預金、中長期資金は保険が向いているケースがあります。
保険で貯蓄する場合、一番のメリットは毎月自動で引き落とされ、意識せずに気がついたら貯金できるところです。
お給料の口座を指定しておいて、忘れていて何十年もやっていたら気がついた時は大きなお金になっていたなんてこともあるかもしれません。
また、支払をカード払いにすると、カード会社のポイントが貯まる場合があります。
さらに節税効果があります。生命保険料控除や個人年金保険料控除などがあり、所得税や住民税が軽減されます。
サラリーマンであれば年末調整で払いすぎた税金が戻ってきたり、確定申告する方は支払う税金が減ります。
保険で貯蓄をということは保障と貯蓄の目的が同時に満たせることです。万一の場合に備えながら、老後や子どもの教育資金を準備することができます。
また、解約しない限り安易に使うことができないため確実に貯められ、銀行の普通預金よりも高い戻り率になる可能性があります。
貯め方としては自分のリスク許容度によって、ライフプラン、ライフステージに合わせた、選択を行うことが出来ます。
あなたはどのタイプ?
例)ローリスク・ローリターン、ミドルリスク・ミドルリターン、ハイリスク・ハイリターン
どれくらいの額が増えるかは契約内容によって変わります。
大きく増えることはない代わりに元本を割るリスクが少ないものや、ある程度増える可能性があるが元本割れのリスクも高いものなど様々です。
あなたのライフスタイルなどを考えどのようなタイプが良いかよく理解してから選ぶようにしましょう。
例)日本円、外貨(米ドル、豪ドル等)、定額、変額、積立型、一時払型
資産形成する際に大切なことは、短期的な損得で商品選択を行うのではなく、中長期的な視点で商品選択を行うことです。
また、常に一定の金額で定期的に積み立てることにより、時間の分散を行いながら資産形成するのも大切なポイントです。
そして、お金を貯めるためには明確な目標を立てることが重要です。
10年後、20年後には年金生活になるからそれまでにはいくらいくら貯めておきたいとか。
例えば、老後の生活費を考えた場合、どれ位必要で、どれ位社会保障があるかをある程度想定して目標額を設定する必要があります。
・老後資金の考え方
老後資金を準備する場合、健康でない期間を考慮に入れる必要があります。
健康寿命という言葉をご存じですか?
健康寿命とは、日常生活に制限のない期間のことで、平均寿命と健康寿命との差の期間が健康でない期間となります。
この健康でない期間(主に介護の期間)に備えるために、老後の準備と合わせて、介護の準備も検討する必要があります。
また、奥様の老後資金の準備も検討も必要です。平均寿命は現在男性と女性とは差があります。
奥様1人になりますと、今まで夫婦2人でもらっていた年金が1人分となるので、年金額が減ってしまいます。
そのため奥様1人になっても、老後生活に困らないようなご準備が必要となります。
老後の住宅費については、賃貸住まいの場合、家賃は定年退職後も支払う必要があります。
退職後は収入が給与から公的年金に変わり、一般的に受取額は減少します。
退職後の家賃支払いに困ることのないよう、今から準備しておく必要があります。
例えば、60歳で定年退職された場合でも、公的年金は60歳からスタートするわけではありません。
定年退職によって給与という定期収入がなくなり、公的年金の支給開始年齢も段階的に引き上げられている中でこれまで通りの生活を送れるのか・・・
補う収入が確保できる仕組みを検討する必要があります。
老齢年金の受取に関して、夫婦で平均寿命の差となる期間、仮に奥様が1人で過ごすこととなると受給額が減少すると考えられます。
受給額が減少する中、奥様はこれまで通りの生活を送れるのかどうか・・・
奥様のために今からできる準備を検討してみてはいかがでしょうか。
お金の貯め方には、コツがあります。
人それぞれのライフステージ、ライフプラン、そしてお金に対する考え方などを考慮した貯め方を検討する必要があります。
詳しく検討したい方はこちら